ミヅカラって何?
『宗及茶湯日記』元亀元年(1570)11月16日、納屋宗久の会、客は天王寺屋宗及只一人。
同元亀3年(1572)10月27日平野道是の会、客は納屋宗久と天王寺屋宗及の二人。
・・・・このように菓子として、ミヅカラという物が使用されています。
ある説には、
「真蕉又ハ昆布ニテ作リ捻リタル形ノ菓子ト云ヘリ。
按ズルニ昆布ノ捻リタルヲ同ジク昆布ノ帯ニテ括リタルヲ自縄自縛ノ意ヲ以テ身ヅカラト名ヅケタルニテモアルベシ」
・・・といいます。
昆布の菓子で、みずから身を縛しているところから、とあります。
『嬉遊笑覧』には『細流抄』から海草なるべしとあります。
「かやうの物古く果子に用ひたり京.難波にて昆布を用るは古風なり、其内山椒を包みたるを菓子とすこれをみつからといふ、又他に昆布にて製する魏鶴といふものあ俊元山椒を入て製せし故の名なり。
不見辛と書ておもはざるの外に辛きものといふ名なり、今は唯、焙炉昆布をみつからと書たればあながち山椒の有無にはよらず果子として食ふ昆布をいふ、水より生ずる物といふ意にても有べし、其製色々あり」
・・・というような説が説かれています。
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