和菓子と外来菓子
菓子の風味の如何にかかわらず、茶菓子本来の姿は、亭主みずからが作った心暖まるものです。
茶菓子は、ただ一品に亭主の心尽くしと風味が含まれているものでありますから、客にしても、十分注意が必要と思います。
そして感謝せねばならないと思います。
菓子の持つ風味は、その国々によって異なるものです。
まず和菓子と洋菓子にしてみても、だいたい原料は砂糖・穀物・飴・卵・牛乳・油脂・果実で、人体にぜひ必要なものは完全に菓子中に含まれているわけです。
洋菓子はあまり色素を用いないで、原料は自然のままで加工精製してあるのが多いですね。
香料は必ず使用されています。
和菓子は風味と色彩本位に作ってあります。
それは菓子の眼に映った感じによって、風味よりも嗜好をそそらせるよう、色の調和ということが肝心となっているためです。
ティーバッグのお茶を出すか番茶を出すか・・・
お茶を選ぶように、お茶菓子もそれに合わせて選ばなくてはなりません。